昨々品々

サクッと読めます

2022-09-16

ベローチェの一番好きなセット。もはや水でいいみたいなところがある。一番美味いのは水。何を食べたあとの水が一番美味しいんだろう。知りたい。


「分からない」と「分かり合えない」の間には深い溝がある。
分からない状態は好きだけど、分かり合えないのは納得できない。分からない? 分からないに決まってるだろ。俺たちは他人なんだから。でも分かり合おうとする。分かりあってみたいんだ。俺たちが違う人間だから、分かり合いたいって思えるんだろ。分からないな、分からないよね、でも説明してほしいわけじゃないんだ 分かりたいわけじゃないから、分かるよ だって分かりっこないもんね、そう 分かりっこないから。でも分かり合いたいよ、それでは分かり合いましょう という姿勢でいたいよね、お互いがね、そう お互いがそうありたいよね。分からないのはいいけど、分かり合えないのはさみしいなあ。さみしいけど、仕方ないよな。さみしいけど仕方ないんだ。


友人に写真を撮ってもらった。現像したよとアルバムにまとめてくれた。お気に入りがたくさんある! 写真にはどうしたって撮った人のまなざしが入る。こう見えていたのかとちょっと照れる。フィルムカメラは現像してはじめて出来上がりが分かる。自分がどんな景色を見ていたのか、何を思っていたのかが分かる。撮って撮られて好きになる。大学のころを思い出した。友人が撮った私は見たことない表情で、とても魅力的な人間に見える。照れる。もっと撮ってもらいたい。また誘い出したい。次は私もカメラを持っていこう。撮って撮られて、もっと好きになろうよ。