12時まで寝て、5時まで昼寝した。
実家は食べ物が娯楽のように置いてある。調律してないピアノ、大きなソファー、話し相手になってくれる母親、テレビ、湯船、しっかりしたベッド、実家に帰ってきたことを強く感じる。
深夜まで湯船に浸かってYouTubeを観ていると、大学生に戻ったような気持ちになった。
何も起こらず、何も得ることはない。箱の中にいるみたいだ。
今日やると思ってた配信が7日だった。
なんで実家を出たんだっけ? なんでここを出たかったんだっけ? 帰ってから2日くらいはそう思うけど、3日目には1人になりたくて仕方ない。
歯磨きを湯船に浸かりながらすると、パロチンって成分が出るらしい。心地よい湯船から出られないから、何分も歯ブラシをくわえたままになる。それは歯に良くない気がする。でもやめられない。
また明日も昼まで寝てしまうのだろう。母の作ったご飯を食べて、帰るのは明日でいっかなんて考えてしまうのだろう。夜になってから、やっぱり今日帰っておけばよかったかなって、ちょっと思う。
5月だね。