昨々品々

サクッと読めます

2022-06-05

仕事の帰り ラジオを聞きながら歩く。でかいスーパーに寄って、飲んだことない牛乳を2種類買った。本屋で漫画を3冊買った。最寄りに7巻だけが無かった「違国日記」、出てる巻全部買った。歩き疲れてしまい、バスに乗った。バスに乗って、買ったばかりの漫画を開く。空席、流れる街頭はオレンジ色で、窓に私が映っている。首が疲れてきて、柱にもたれかかる。私が全部決めるんだ。私が。バイトだって初めて相談しないで応募した。これから会う人のことも言わないよ。今日あったことを全部言うのもしないよ。言う必要なんて、今までもきっとなかったんだ、ってこの時ふと、本当に急に思った。