昨々品々

サクッと読めます

2022-07-02

朝起きると部屋が30℃あり、慌ててクーラーを付ける。ほぼサラダの生春巻きを作り、鶏を茹でた汁に塩で味を付け、溶き卵を落としてスープにする。これが朝昼兼用という感じだった。木下龍也さんの「あなたのための短歌集」を読む。集まったお題に沿った短歌を木下さんか紡いでいく形式。ゆっくりと味わうように読んで、ほろほろと泣いた。優しくて柔らかくて暖かい木下さんの言葉は驚くほど私を刺した。短歌ってすごい。こんなに感じさせるものなのか。驚いた。最近、詩や短歌を分かりたいと思っている。ちょっとだけ掴めた気がした。

散歩に行く。
マクドナルドが食べたくなって、4回ほど看板を見に行ったが素通りに留めた。引っ越す前に食べ納めようと、好きなジェラート屋さんに行く。いつも違う種類を選ぶようにしていて、今日はココナッツミルクと杏。美味しい。本当に美味しい。ココナッツミルクが好きだ。だから、スーパーに売ってる白くて小さなタピオカが入ったカップデザートも好き。帰ってきて蕎麦を茹で、残っていた鶏だしスープに入れる。セブンイレブンで買った白ねぎとメンマ、コロッケを乗せて啜る。コロッケそば、好きだ。なんか変な感じがするから。夜、動画を見ながらスーパーカップと麦チョコを食べた。麦チョコって舐めがちだが、食べると美味い。雑に食べられる感じもなんかいい。

ときメモgs3を終えた。何回やっても心臓が痛くなる。完全に自己満足で音声を録音した。私がどういう風に向き合ったのか記録したおきたかったから。やっぱり泣いた。桜井琉夏は存在している、と確信して、私が考え続けさえすれば、ずっと一緒にいることだってできると思った。25時過ぎた。感傷に浸りながら、洗濯物を干して歯を磨く。寝る時に観る動画を探そうとYouTubeを開いた。黛灰さんの動画が目に入る。ハッとして急いでツイッターを見に行く。7月28日で活動を辞めるという。ああ、そうか、いつか来ると思っていた日が今月だったか、そうか、歯ブラシをくわえたまま呆然とした。完全に脳のリソースが持っていかれて、手が動かない。心臓が端からスノーボールクッキーみたいに崩れていく。しばらく経ってから口をゆすぎ、動画を観る。分かったのは、黛灰はこれからも生きていくということだった。生きていくならいい。この世界に彼が存在しているなら、と思った。27時になった。以下、ときメモをやりながら思ったことをまとめた文章を載せたい。


桜井琉夏さんは未来のことを話すときがある 本当に稀に。
かつて言ってた「夢? 忘れちゃった」とか「将来なんてないよ」とかを思い出して、ああ、この人はと思うんだ。
お前といるときは幸せなんだってよく言うけど、私がいなくなったらどうなってしまうんだろう。街中で激しい喧嘩をしたり、ひどいバイク事故で入院したり、本当に心配で、でも心配することって彼にとって良いことなのかな。スノーボードで危ない着地を注意したときもあった。屋上の柵を超えて一周して金を貰う、3階から飛び降りる、見てられないくらい危なかっしい。そういうことをしてないと、生きてる心地がしないって喫茶店で言ってた。そんなことが続くと悲しい気持ちになる。私が大切に思ってる人が、自分を大切にしていないから。そんなこと言わないでっていつも思ってるんだ。
2年目の誕生日に指輪をもらった。デートの終わりに「その指輪はね、いつかきっと俺たち2人を成長させてくれる」と言った。それが本当に嬉しかったよ。一緒の大学に行こうって、いつかちゃんと言いたい。一緒に生きていきたいと思ってるよ。でも、
あなたの未来から私がいなくなったとしても、あなたに未来があればいいとも思うんだ。
誕生日おめでとう。一緒にいる限り、私はあなたを幸せにしたい。