昨々品々

サクッと読めます

2022-06-15

朝、友達の家で歯を磨いていたら歯ブラシの先っぽのケースを無くした。この程度の無くし物はしょっちゅうなので、まあ来週も来るしいいか、と見過ごす。

いつも使わない駅、乗り換えを見ようとしたらスマホがなかった。わたしのイヤホンはワイヤレスなので、ちょっと離れてても伊澤一葉の声が聴こえる。だから全然気づかなかった。
後ろから「落としましたよ」と声をかけられ、スマホを手渡してもらってちょっと笑ってしまう。私のスマホの裏にはオモコロ編集長 原宿さんのステッカーが貼ってある。ディズニーでスマホを無くした時も、原宿さんが恭しく運ばれてきて笑ってしまったんだった。

友人から歯ブラシの先っぽのケースがベッドに落ちてる写真が届く。ありがとう、え、あった?と聞くと、「普通にあった」と言われた。そうか。

アルバイトが終わり、腹ペコペコヘトヘトまんじゅうで横断歩道を渡る。スマホ落としましたよ、という声が聞こえて、思わず手元を確認した。道路にスマホが落ちてて、横断歩道を急いで渡った人を想像する。拾いあげて、ダッシュのために足に力が入れる。落とした人が目の前まで帰ってきてて、そのままダッシュの勢いで渡した。なんか顔が見れなくて、あ、ども、、という感じで立ち去る。ありがとうございますと言われる側になると、対応に慣れていない。

電車に乗ると、えらくデカい態度で電車に乗っている人がいて車両を変える。無事椅子に座ってしばらく揺られていると、駅員さんが「パスケースの落し物ありませんか」とやってきて、隣の人が窓枠から赤いパスケースを取って渡した。

盗んだマセラティを大破させたニュースを見た。
私が好意を寄せている「ときめきメモリアルgs1」の氷室零一先生はマセラティに乗っている。先生の車じゃなかったらいいなと思った。私が心配したら、先生はきっとこう言うだろう。

「乳化、なんだ藪から棒に。
私のマセラティは大丈夫か?と。
ふん、愚問だな。
答えは、YESだ。
日々メンテナンスをし、いつでも最高の状態を維持している。まあ、なんだ、その、良かったら乗ってみるといい。家まで送ろう。」

言うわ〜